「ぐ・・・・・・つぅ・・・・つ・・・・・・・」
横になり、腰を浮かして必死で痛みを和らげようと美智子はベッドの上で寝苦しい暑さの時、するしぐさのように何度も体をもんどりうつ。
人に気を使う大和撫子的な彼女だがBのパワー殺法の前についに身も心も゛素゛の馬渕美智子にされ、まるで赤ちゃんを産む時のように顔を蒸気させ痛さで眉をひそめ目をつむった。
ミ・チ・コ!! ミ・チ・コ!! ミ・チ・コ!!
ミ・チ・コ!! ミ・チ・コ!! ミ・チ・コ!!
必死なファイナルヒロインの姿に熱い声援を送り続けるファンたち。
ま・・まけな・・いよ美智子・・・・・・・・つっ(痛)・・・・・・・
頭を抱え地べたに顔を押しつけ懸命に立ち上がろうとするが腰にピキィィッ!!と激痛が走る。
両足をバタバタさせる美智子。
よく締まったキュートなヒップラインにマニアのフラッシュが光る。
決して大きくない体だが毎日の鍛錬と練習で無理なく鍛えた彼女の体はまるで塗りたてのバターのように流線型で
細身だが女性らしい腰つきをしていた。
情けない・・・
美智子はやがて自分を責めていた。
最年少チャンピオンとおだてられ沢山の男の子たちに囲まれて、今の彼女はリング上で白い、綺麗な羽を全てもがれた
チキンそのものではないか。
いわば調理される前、中華料理屋に吊るされている北京ダックとなんら変わりない。
むしろBによって生き恥をかかされているようなものだ。
Bというパワーコックに調理される前、なすがままの皮なしチキンちゃん・・・腰をやられ、突き出したお尻やパンティラインは
カメラ小僧たちのフラッシュにレイプされっぱなし・・・
情けない・・・うぅ・・
ピキィィッ!!
「が・・・・ぐ・・」
何度も浮かす腰に響く激痛・・・彼女への熱い声援だけが広いホール内にこだましていた。(4へ)